USEN(本社:東京都港区,社長:宇野康秀氏)とシネマプラス(本社:東京都中央区,社長:折坂哲郎氏)は2008年10月30日,USENが運営するテレビ向け動画配信サービス「GyaO NEXT」で,邦画をVOD(ビデオ・オン・デマンド)で配信するサービス「シネマプラス」を同日より開始したと発表した(発表資料)。

 「シネマプラス」は,ジャンルを問わず過去の名作から最近作まで,邦画作品で構成したブランドサービスである。サービス開始時は,「明日の記憶」(2006年)や「北の零年」(2005年),「バトル・ロワイアル」(2000年)など,インターネット上では初の配信となる作品を含む30タイトルをラインナップする。サービス開始以降は毎週月曜に2~3タイトルを追加し,年間で約120タイトルの邦画を配信する予定である。

 配信動画は,最近作を中心にハイビジョンマスターを使用し,1280×720画素の高画質配信を行う。映像の符号化方式にはH.264を採用する。