写真1●初日の基調講演に登場した米マイクロソフトのチーフ・ソフトウエア・アーキテクトであるRay Ozzie氏
写真1●初日の基調講演に登場した米マイクロソフトのチーフ・ソフトウエア・アーキテクトであるRay Ozzie氏
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写真2●Windows Cloudの正式名称「Windows Azure」をロゴとともに発表した
写真2●Windows Cloudの正式名称「Windows Azure」をロゴとともに発表した
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 米マイクロソフトのProfessional Developers Conference(PDC)初日となる2008年10月27日の基調講演に,Microsoftのチーフ・ソフトウエア・アーキテクトであるRay Ozzie氏が登場した(写真1)。Ozzie氏は,ここ数カ月の間,通称「Windows Cloud」と呼ばれて話題となっていたクラウド・コンピューティング向けWindowsの正式名称を「Windows Azure」としたことを明らかにした。

 講演の途中でOzzie氏がWindows Azureという名前をプレゼンテーションとともに発表すると(写真2),会場からは拍手が沸いた。Windows Azureは,クラウド・コンピューティング向けのWindows OSという位置づけになる。詳細については,今後続報としてお伝えする。

 なお,Azureとは「空色」や「青色」を意味する言葉。日本語では「アズール」と発音するようだが,筆者には「アジュア」と発言しているように聞こえた。