写真1●Windows Azureは既存のWindows Server 2008やVisual Studio 2008などのスキルを活用可能
写真1●Windows Azureは既存のWindows Server 2008やVisual Studio 2008などのスキルを活用可能
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写真2●Windows AzureのアプリケーションはASP.NETと同じ要領で開発できる
写真2●Windows AzureのアプリケーションはASP.NETと同じ要領で開発できる
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写真3●開発したアプリケーションはVisual Studio上でパッケージ化してWindows Azureに「ステージング」できる
写真3●開発したアプリケーションはVisual Studio上でパッケージ化してWindows Azureに「ステージング」できる
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 PDC初日の2008年10月27日(米国時間)のキーノートで発表された米MicrosoftのクラウドOS「Windows Azure」。Windows Azureという名称の発表に続いて,Windows Azureは既存のWindows環境と親和性が高くスキルをそのまま活用できるということをアピールした(写真1)。

 その一例として,プログラミングにおいて既存の.NET環境で開発してきたコードやノウハウが活用できることをデモした。具体的には,ASP.NETと同じ要領でプログラムを記述してみせた(写真2)。「ASP.NETのスキルを生かしてクラウドのプログラムが書ける」という。

 こうして記述したプログラムをまずローカルのマシンで動作させてから,開発ツールのVisual Studio上で「Publish」すると,Windows Azure上で動作する形にパッケージ化される。これを,インターネット上にあるWindows Azureに「ステージング」すればよいという(写真3)。

 なお,Windows Azureは,すぐにCTP(Community Technology Preview)に入る。開発ツールはすでに公開している。

■変更履歴
「開発ツールは翌日の米国時間10月27日から公開する」としていましたが,「公開済み」でした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2008/10/28 09:28]