明治安田生命保険は2008年10月27日、同社の大阪営業関連組織における来年度の内定者、入社希望者など約2000人分の個人情報を流出したと発表した。採用担当職員の自宅パソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフト「Winny」経由で流出した。現在情報が流出したと思われる学生に個別に連絡、事情説明と謝罪を進めている。

 今回流出したのは大阪営業関連組織入社希望者の氏名、大学などの情報が約2000人分と、内定者の氏名、大学、写真45人分である。入社希望者の個人情報には住所、電話番号、メールアドレス、面接時の所見などが含まれている可能性があるという。

 同社では10月14日に大阪営業関連組織のプライベート写真の流出が判明したことから社内調査を進めており、25日に個人情報の流出が判明した。今後事実関係を調査のうえ、社内処分を実施する。