米Microsoftは「Windows Vista Service Pack(SP)2」のベータ版をまもなくリリースする。同社Windowsプロダクト・マネジメント担当コーポレート・バイス・プレジデントのMike Nash氏が米国時間2008年10月24日に公式ブログに投稿した記事によると,まず10月29日に限られた少人数のテスターに提供する。

 これまで公開した複数の問題修正やパフォーマンス強化のほか,新たなハードウエアや標準規格へのサポートなどが含まれる。デスクトップ検索機能「Windows Search 4.0」を搭載し,「Bluetooth 2.1 Feature Pack」をサポートする。また,Blu-Rayメディアへの書き込みに対応し,Wi-Fi接続を簡素化する「Windows Connect Now(WCN)」技術が加わった。

 テスターのフィードバックを募り,品質によって正式版のリリースを決定する。Windows Vista SP2では,Windows VistaおよびWindows Vista SP1向けアプリケーションや,公開APIを用いて作成したアプリケーションも利用可能になる見込み。

[Nash氏のブログ投稿記事]