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IIJテクノロジーがFX用パッケージを開発、オンメモリーDB採用し情報を即時配信

2008/10/23
福田 崇男=日経コンピュータ
画面●新FXシステムのデモ画面
画面●新FXシステムのデモ画面
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 アイアイジェイテクノロジー(IIJテクノロジー)は2008年10月23日、インターネット経由の外国為替証拠金取引(FX)向けシステムのパッケージを09年4月に出荷すると発表した(画面)。韓国ベンダー製のオンメモリーデータベースを採用するなどして処理性能を向上。秒単位で変動する為替レートの情報を即時に配信可能にした。

 FXは株式取引とは異なり値幅制限がない。このため大きな為替変動が発生したことを把握できない投資家は不利なレートで約定してしまい、ほんの数分で大きな損失を被る恐れがある。「FX事業者の多くはFX市場が小さかった数年前のシステムを使っている。投資家にレート情報を配信する速度が十分ではない」と、IIJテクノロジー 金融システム事業部の古藤裕マネージャは指摘する。

 そこでIIJテクノロジーは、韓国アルティベースのオンメモリーデータベース「ALTIBASE」を採用。レート情報、注文情報、口座情報などを管理するテーブルをメモリー上に保持し、高速に検索できるようにした。過去データなど即時性が求められない情報を管理するテーブルは、ハードディスク上に保持する設計にした。さらに、約定制御時の検索や更新などの処理を並列に実行するようアプリケーションを設計し、高速化を図った。

 このほか、同社がネット証券のシステム開発でノウハウを蓄積したミドルウエアやOS、ハードウエアを使うことで安定性を向上。日本ティーマックスソフトのフレームワークを採用して開発効率を高めた。

 「FX市場は急速に拡大している。事業者はシステム強化に迫られている」と古藤マネージャは分析する。IIJテクノロジーはASPサービスとしての提供も開始する計画である。

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