米Webroot Softwareは米国時間2008年10月21日,Windows XP/Vista用の新しいセキュリティ・スイート「Webroot Internet Security Essentials」を発表した。併せて,同社のアンチスパイウエア付きアンチウイルス・ソフト「Webroot AntiVirus with AntiSpyware」とアンチスパイウエア「Webroot Spy Sweeper」の最新バージョンをリリースすることも明らかにした。

 Webroot Internet Security Essentialsは,アンチウイルスやアンチスパイウエア,双方向ファイアウォール,ディスク・クリーンアップ,ローカル/オンラインへのファイル・バックアップなどの機能を統合したセキュリティ対策のスイート製品。1つのパッケージで最大3台までのパソコンで利用できる。

 Webroot AntiVirus with AntiSpywareおよびWebroot Spy Sweeperの最新版となるバージョン6.0では,ウイルスやスパイウエア,悪意あるプログラムからの保護機能を強化したほか,データ消失対策として,新たにオンラインへのファイル・バックアップ機能を統合した。最新版へのバージョンアップは無料。

 同社上級副社長兼デスクトップ・ビジネス部門ジェネラル・マネージャのPaul Lipman氏は「ユーザーは,デジカメで撮影した写真などの個人的なファイルを,かけがえのないものと考えている。今回発表した3つのソリューションでは,オンライン・バックアップ機能を追加することで,そうした大切なファイルを簡単に保護できるようにした」と述べている。

 販売価格は,Webroot Internet Security Essentialsが59ドル95セント,Webroot AntiVirus with AntiSpywareとWebroot Spy Sweeperがそれぞれ39ドル95セント,29ドル95セントから。大型小売店や同社のWebサイトで販売する。

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