電子チラシ右横のお知らせボタンをクリックするとキャンペーン概要が表示される
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 凸版印刷は、スーパーやドラッグストアの店頭で実施するキャンペーン情報などを電子チラシと連動させて配信する広告サービス「クロスShufoo!(シュフー)」を11月上旬に開始する。キャンペーンの効果的な告知方法として、スーパーや食品メーカーなどに採用を働きかける。

 コンシューマが凸版印刷の電子チラシサイト「Shufoo!(シュフー)」で電子チラシの横にある「お知らせボタン」をクリックすると、店頭キャンペーンの概要を確認したり、キャンペーンWebサイトにアクセスしたりできる。店頭に足を運ばない人にもキャンペーンを告知できるため、来店促進と販売向上が見込めるという。

 広告掲載料金は1店舗当たり1週間で1万円。既にイトーヨーカ堂やイオン、ユニーなどが約1000店舗の電子チラシで導入を決めたという。凸版印刷は、2009年度に採用50社/売上高10億円、2010年度に採用100社/売上高30億円の達成を目指す。

 同サービスは、電通が企画面で協力している。今後、テレビ/ラジオ番組、交通広告、モバイル広告、フリーペーパーといったメディアとの連携も検討する。

 Shufoo!は、全国各地にあるスーパーなどの電子チラシを郵便番号や地図/エリアで検索して閲覧できるサービス。約350法人の1万2000店舗が電子チラシを掲載しており、2008年8月時点の閲覧回数は5000万回。

■関連情報
・凸版印刷のWebサイト http://www.toppan.co.jp/
・電通のWebサイト http://www.dentsu.co.jp/