写真1●「ドアが開くと録画する」というルールを設定可能
写真1●「ドアが開くと録画する」というルールを設定可能
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●左がドアの開閉センサーや右の紫のロープが水分のセンサーなどを使いデモを披露
写真2●左がドアの開閉センサーや右の紫のロープが水分のセンサーなどを使いデモを披露
[画像のクリックで拡大表示]

 「ドアが開いた」「温度や湿度が異常だ」「水をかぶった」といった物理的な状況とサーバーの稼働状況などを一括して監視――。ライフボートが「ITpro EXPO 2008 Autumn」でデモを披露している「ServersCheck Business Edition」である。ドアが開いたら,その部屋の映像を録画するということも可能である(写真1)。

 ServersCheckは,コンピュータなどの稼働状況とドアの開閉などの物理的なセキュリティを一括して監視するソフトウエアである。WebやFTP,データーベース,メールなどのサーバー機器や,パソコンやルーター,プリンタなどの機器をリアルタイムで監視する。利用できるセキュリティ・デバイスやセンサーとして,たとえば,モーション検知器やドア接触検知器,ガラス破損検知器,ネットワーク・カメラや温度・湿度検知器,漏水検知器,電源検知器)を利用できる(写真2)。

 「温度が上がったらメールで通知する」などというルールを設定できる。物理的な異常やマシンの不具合などをトリガーにして,カメラで撮影したりサーバー管理者に通知したりするというように使える。

 稼働OSはWindows Server 2008/Server 2003,Windows XP Professionalなど。

 価格は,管理対象が20個以下(20モニター版)で9万8000円(税別)などとなっている。展示会場ではキャンペーン価格として,ネットワーク・カメラ付きで20モニター版を13万7000円のところ9万8000円(税別)で販売している。

■変更履歴
記事本文で当初,「20個以下(20モニター版)で9万9000円(税別)」「キャンペーン価格として,(略)9万9000円(税別)」としていましたが,いずれも9万8000円(税別)です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2008/11/13 16:10]