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 米Joostは米国時間2008年10月14日,同社のインターネット動画配信サービス「Joost」をFlashベースに刷新したことを明らかにした。Webブラウザから直接動画を無料視聴できるほか,各種コミュニティ・ツールも追加した。

 Joostは,専用アプリケーションを用いてピア・ツー・ピア(PtoP)形式で動画配信するサービスとして始まった。今年9月にWebブラウザ内での視聴に対応させたが,その時点ではプラグイン・ソフトが必要だった(関連記事:動画配信サービス「Joost」がリニューアル,Webブラウザーでの視聴に対応)。今回,全面的にFlashベースに移行した新版を公開した。

 ユーザーは,ビデオに対するコメントを音声で投稿することも可能。グループ登録した他のメンバーと,テレビ番組やアーティストなどについて意見交換したり,友達登録した別のユーザーが現在どんなビデオを見ているか知ることもできる。

 また新版Joostでは,Joost内のあらゆるイベント情報を収集して通知する「JoostFeed」も提供する。JoostFeedはJoost上で利用するだけでなく,他のWebサイトに組み込むことも可能。

 さらに今後は,SNSサイトを運営する米Facebookのデータ・ポータビリティ技術「Facebook Connect」を導入する予定。ユーザーは,Facebookでのプロフィール情報や友達関係を反映させたかたちでJoostを楽しめるようになるという。

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