写真●パソコンプラザ都城の井福博文代表取締役(左)とシステムエンジニアの末永晃氏(右)
写真●パソコンプラザ都城の井福博文代表取締役(左)とシステムエンジニアの末永晃氏(右)
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 2008年10月15日から3日間開催している「ITpro EXPO2008」において,宮崎県のITベンチャーであるパソコンプラザ都城が教務支援システム「高校総合システム」を展示している。宮崎県内の高校で7年におよぶ稼働実績を持ち,2008年7月に全国の高校向けに販売開始したシステムである。

 同システムは,教員が生徒の成績や健康などあらゆる情報を一元的に管理するためのもの。パソコンプラザ都城の井福博文代表取締役(写真)は「入学試験から卒業証明書の発行までの総合的な情報管理がうちの強み。普通科とは異なる授業がある商業・工業系の高校や生徒数の多い学校にも対応できる」と話す。データが蓄積してくれば,卒業生の在校中の成績と進学実績を組み合わせることで進路指導にも利用できるという。今後は,高校と比べて科目数が少ない中学校向けのシステムの開発も計画している。