NTTファシリティーズは危機管理対策製品やサービスの総合展示会「危機管理産業展 2008(RISCON TOKYO)」において、電源車を派遣するバックアップサービスを展示している(写真1)。コンピュータなど情報機器への給電も可能である。
ビルの点検などによる計画停電や屋外イベント会場などでの主電源、予備発電機交換時のバックアップとしての利用が主用途。基本的に地震など災害時を想定したものではない。「回転灯などを装備し規制地域にも入っていける非常用車両ではない」(説明員)からだ。
同サービスでは、出力容量が1000kVA、500kVA、150kVAの3タイプの電源車を用意する(写真2)。料金は150kVAの電源車を午前9時から午後5時まで1日利用する場合で80万円。電源車の派遣と設置、NTTファシリティーズのセンターからの遠隔監視などが含まれる。