写真●ウィルコムの「どこでもWi-Fi」
写真●ウィルコムの「どこでもWi-Fi」
[画像のクリックで拡大表示]

　ウィルコムは2008年10月9日，PHS通信モジュールを搭載した無線LANアクセスポイント（AP）「どこでもWi-Fi」を2009年春に発売すると発表した。単三形充電池4本で動作する。無線LANを搭載したパソコン，携帯端末やニンテンドーDSやプレイステーション・ポータブルなどのゲーム機なら，PHS回線を利用したインターネットが接続できる。発売時期は2009年春の予定。価格は未定。

　データ通信の通信速度は最大204kビット/秒。無線LANの通信方式はIEEE802.11b/g。アクセスポイント部分はバッファローと共同開発した。簡単な作業で無線LANのセキュリティを設定できる「AOSS」機能を搭載する。電源は単3形充電池4本。本体に三洋電機の充電池「eneloop」を添付する。