写真●desknet's Enterprise Edition Version7の画面
写真●desknet's Enterprise Edition Version7の画面
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 ネオジャパンは2008年10月2日、大規模ユーザー向けグループウエア製品の新版「desknet's Enterprise Edition Version7」(写真)を発表した。10月7日から同社Webサイトでダウンロード販売を開始する。
 
 Version7の最大の特徴は、企業情報ポータル画面に「ガジェット」と呼ぶ小規模アプリケーションを取り込めるようにした点だ。ニュースサイトやWebメール、社内システムなどの最新情報を表示するガジェットを、ポータル画面上に配置して一覧表示できる。ガジェットの配置は、ドラッグ&ドロップ形式で柔軟に変更できる。

 ガジェットを表示するには、ガジェットやブログパーツの提供元が用意するコードや社内で独自作成したコードをあらかじめ管理画面で登録しておく必要がある。ポータル画面は「全社共通」「部署単位」「個人」の3パターンに分けて作成できる。

 このほか、セキュリティ対策を強化するためにアクセスログの保存・管理機能を追加した。ユーザーのログイン/ログアウトや、ファイルのダウンロードなどの操作ログをユーザー別と機能別に取得できる。ネオジャパンは保守サポートの範囲内でログ解析サービスを提供する。

 価格は50ユーザーライセンスが52万5000円、無制限ユーザーライセンスが1050万円。