米Googleは米国時間2008年9月24日,同社の創設10周年を記念して新しいプロジェクト「Project 10^100(10 to the 100th)」を発表した。このプロジェクトは,「できるだけ多くの人を助け,世界を変える」アイデアを募集するもの。Googleは,選ばれた5つのアイデアの実現資金として1000万ドルを提供する。

 このプロジェクトでは,世界のできるだけ多くの人の役に立ち,生活を向上させるアイデアを募集する。選考プロセスは,Googleが選出した100のアイデアの中から,ユーザー投票により最終選考に進む20のアイデアが選ばれる。その後,選考チームにより,実現に向けて資金を提供する5つのアイデアが決定される。

 Googleは,同社の公式ブログで「物質的に豊かになった中で,個人がより幸せを感じるのは人の役に立つことである」として,できるだけ多くの人の役に立つアイデアの応募を呼びかけている。

 アイデアの応募の締め切りは2008年10月20日。2009年1月27日に上位100のアイデアが発表され,ユーザーによる投票が行われる。

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