ウィルコムは2008年9月24日,PHS向けの公式サイトにヤフーの検索エンジンを導入すると発表した。同社公式サイトや一般の携帯電話向けサイト,PCサイトをキーワードで検索できるサービスを10月1日から提供する。検索キーワードに関連した広告を表示する検索連動広告の導入も検討中である。

写真●リニューアル後のトップページのイメージ
写真●リニューアル後のトップページのイメージ
表示は機種によって異なる。
 今回,検索エンジンを導入した狙いは,ユーザーの使い勝手を高めるため。「公式サイトの数が徐々に増えており,現在600程度ある。目的のサイトを探すときに検索機能がないと不便になってきた」(同社)。そこで公式サイトをリニューアルし,トップページに「Yahoo!検索」の検索窓を設ける(写真)。

 キーワードを入力して検索すると,「ウィルコム公式サイト」(表示は5サイト分),「ケータイサイト」(同5サイト分),「PCサイト」(同2サイト分)の三つのカテゴリに分けて結果を一覧表示する。トップページには「Yahoo!テレビ」「Yahoo!知恵袋」「Yahoo!スポーツ」「Yahoo!メール」のリンクも設置する。

 検索エンジンの選択に当たっては,ヤフーのほかに米グーグルなど複数を検討したという。ヤフーを選択した理由は「日本における認知度など,いろいろな面でヤフーの条件が一番合った。検索結果を公式サイトとケータイサイト,PCサイトに分けて一覧表示できる点も決め手となった」(同社)としている。

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