インデックスの子会社コア・スタンダードと、東京/神奈川で直営の飲食店5店舗を展開する黒田屋アグリトーレは9月10日、携帯電話を使って飲食店の経営管理業務を行えるようにするASPサービス「繁盛携営1.0版」を共同開発し、サービスの提供を開始した。

 飲食店の取引先や取扱品目、スタッフの名前や時給、売上利益予算などをあらかじめ設定し、携帯電話から確認できる。毎日の仕入れや売り上げのデータを携帯電話から入力できるほか、スタッフの勤怠状況を把握したり、月給や時給を計算できる。入力した数値はリアルタイムで計算結果に反映する。入力した営業結果に基づいたアドバイスや、販促のアイデアを画面上に表示するコンサル機能も備える。

 機器の購入や工事が不要なため、大規模なシステムと比べて導入コストが安く、携帯電話でどこからでもアクセスできるため、事務の効率化も期待できるという。中小規模のチェーン店や独立店舗など、導入コストの高さなどを理由に日次ベースで経営管理を行っていない飲食店をターゲットに販売する。

 スタンダード版の利用料金は、加入事務手数料が2100円、月額基本料が1万500円。au、ウィルコムの主要機種で利用できる。NTTドコモとソフトバンクモバイルの端末には9月中に対応する予定。

■問い合わせ先
・コア・スタンダード 電話:03-5779-5762

■関連情報
・コア・スタンダードのWebサイト http://www.corestandard.jp/
・黒田屋アグリトーレのWebサイト http://www.kurodaya-agritore.co.jp/