フィンランドのNokiaは現地時間2008年9月10日,同社スマートフォン用プラットフォーム「S60 3rd Edition」を基盤とする同社製携帯電話機の全機種を,「Microsoft Exchange Server」との同期機能「Microsoft Exchange ActiveSync」に対応させると発表した。企業で利用しているExchange Serverに携帯電話から接続してメールを送受信できるようになる。

 S60 3rd Editionを基盤とした同社製携帯電話機は現時点で43機種あり,全世界での販売台数は7月末現在で約8000万台。

 対象の機種では,設定画面などからExchange Serverとの連携機能をセットアップする。設定が完了すれば,Exchange Serverのメール,予定表,連絡先などのデータに携帯電話からアクセスできるようになる。

 同社は,今後発売するEシリーズとNシリーズの全機種に同機能を標準装備することも明らかにした。

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