米国のソフトウエア業界団体Software & Information Industry Association(SIIA)は米国時間2008年9月8日,eBayなどのオークション・サイトでだまされて海賊版ソフトを購入した被害者に最大500ドルを補償する海賊版ソフト撲滅キャンペーン「Don't Get Mad,Get Even」を再開すると発表した。

 被害者は,米国東部標準時間2008年10月31日午後5時までにSIIAに報告して認められれば,最大500ドルの補償を受けることができる。SIIAは補償金を正規ソフト購入に充てることを奨励しているが,それ以外の目的に使うことも認めている。

 今回の取り組みは,SIIAの海賊版ソフト撲滅活動の一環。SIIAはこれまでにもオークション・サイトでの海賊版ソフト販売を取り締まる活動「Auction Litigation Program」を通して多数の違法ソフト販売者を提訴している。