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[XDev]「IT部門は壁を乗り越え経営に参加を」,ユーザーとベンダーの理想のコラボレーションを語る

二羽 はるな=日経コンピュータ 2008/09/04 日経コンピュータ
写真1●豆蔵の萩本順三プロフェッショナルフェロー
写真1●豆蔵の萩本順三プロフェッショナルフェロー
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●大成ロテックの木内里美常勤監査役
写真2●大成ロテックの木内里美常勤監査役
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 「企業のトップは経営にITが重要であると気づき,経営層にIT部門を加える必要がある。一方でIT部門もニーズに応えられる組織づくりをするべきだ」――。2008年9月4日,目黒雅叙園で開催中のイベント「XDev2008」で「ビジネスを支えるIT戦略のあり方」と題した対談を行った。ベンダー代表として豆蔵の萩本順三プロフェッショナルフェロー(写真1),ユーザー代表として大成ロテックの木内里美常勤監査役(写真2)が登壇。司会進行は日経コンピュータ副編集長の田中淳が務めた。

 「IT戦略の方針」について木内氏は「ITだけの戦略というものはなく,経営戦略を実行するための環境を用意するのがITの役割」としたうえで,自身の事例を挙げて「最初のグランドデザイン設計の重要性」を説いた。木内氏は大成建設時代,「システムコストの30%削減」という命題を外部サービスの活用で実現した。明確な目標を持ち,実現のためのデザインをていねいに設計することが重要だと説明した。萩本氏も「今はデザインの時代」と同調し,「IT部門だけでなく経営層に対して見える化を進める」,「デザインする開発の規模を広げすぎず,細分する」,「ビジネス開発のプランニングを高度化する」ことが重要だと語った。

 ビジネスとITの融合が進んでいると言えない現状について木内氏は「そもそもIT部門が経営に加わることを求められていなかった」と指摘。「企業のトップは経営にITが重要であると気づき,経営に加わる権限を与えるべきだ。一方IT部門もニーズに応えられる組織を作らなければならない」と続けた。萩本氏は「ITは戦略をどう実行するかを考える“How”のツール。一緒に経営戦略を立て,各ポイントでこのITのHowを探ることが必要」と説明し,実際には経営層,業務部門,IT部門で話し合う機会を積極的に設けていると語った。

 「ITの重要性をどうアピールするのか」という点について萩本氏は「経営層がITの価値をIT部門に問うこと」,同時に「IT部門が業務部門や経営層に対してITのメリットをもっと説明・説得すること」を挙げた。続いて木内氏が「業務プロセスの改善もコストの削減も,まずは現状の構造の見える化を図り,何が必要なのか考えて伝えることが重要」と訴えた。この説明・説得のために,最初のグランドデザインが重要だと萩本氏は強調した。

 今後ユーザーとベンダーが理想的なコラボレーションを実現するために,木内氏は「ユーザー不在の『逃げ腰のシステム開発』はまだある。これではいいものは作れない。ベンダーは発注者をサポートして,要求を引き出しながら優れたエンジニアリング力を提供してほしい。ユーザーは経営にITを使うことを理解したうえで,よいデザインを設計してほしい」と語った。萩本氏は「『何のために使うかわからない』エンジニアリングはつまらない。ユーザーとベンダーで責任を押し付けあう縦割りのシステム開発をやめ,企画段階から参加できるように契約の仕方を変えてみてはどうか」と提案した。

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