組み込みソフトの人材育成を目的とした「ETソフトウェアデザインロボットコンテスト(通称:ETロボコン)」の地方大会が2008年8月31日から4週連続で,東北・九州・関東・関西の各地区で始まる。ETロボコンは,ハードウエアにレゴ マインドストームを使い,決められたコースを自走する競技。UML(Unified Modeling Language)などでソフトウエアを分析・設計する技術力の高さを競う。
主催団体は,社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)。NPO法人の組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)が特別協力している。参加チームは291チーム,約1500名。企業の技術者から大学,短大,高専,高校などの学生まで,幅広い層が参加している。
各地区大会の日程と会場は,以下の通り(東海地区は,7月12~13日で開催済み)。
- 北海道・東北地区,8月31日,岩手県立大学(岩手・滝沢村),28チーム参加
- 九州地区,9月7日,ロボスクエア(福岡市),34チーム参加
- 関東地区,9月13~15日,工学院大学(東京・新宿),130チーム参加
- 関西地区,9月20~21日,京都コンピュータ学院(京都市),52チーム参加
なお,全国大会である「チャンピオンシップ大会」はパシフィコ横浜(横浜市)で,2008年11月19~20日に開催される。