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日経コンピュータ

UCOMがSaaS基盤事業に進出、今年中にもサービス開始

2008/08/27
白井 良=日経コンピュータ

 光ファイバ事業者のUCOMは2008年8月27日、今年中にもSaaS基盤サービスを開始すると明らかにした。UCOMの光ファイバ回線のユーザーに対し、会計や人事などのアプリーケーションをSaaSとして提供する。現在、業務ソフトベンダー数社と調整中という。

 新サービスでは、UCOMが通信回線とデータセンターを用意し、その上で業務ソフトベンダーがSaaSアプリケーションを提供できるようにする。回線とSaaSのセット販売で料金を割り引いたり、請求書を一括で発行したりする。料金はユーザー向け、SaaS事業者向けともに未定。

 特徴は、サービスがUCOMの網内で閉じていること。UCOM以外のネットワークの影響を受けずに安定して利用できる。その半面、UCOM以外の回線を利用できないというデメリットがある。SaaS事業者にとっては、UCOMをが抱える1万8000社の中小企業ユーザーにサービスを売り込める点が魅力となる。

 このほか、シンクライアントをSaaS形式で提供するサービスも検討している。このサービスでは、UCOMのデータセンターでシンクライアントサーバーを運用する。ユーザーは高額なサーバーソフトを購入せずに、月額料金でシンクライアントを利用できる。現時点ではベンダーは未定で、来年以降の提供開始を目指し、今後ベンダーとの交渉を始めるという。

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