ジリオン・ネットワークスは9月1日,ターボリナックスのサーバー構築・管理ソフトの最新版「Turbolinux Appliance Server 3.0(以下TLAS3.0)」に対応したUPS(無停電電源装置)の新モデルを販売する。対象ユーザーは,一般企業のほかデータセンターやホスティング業者など。新製品は2種類。据え置きタイプの「GE3115-650J-LL/TLX」とラックマウント・タイプの「BM1000-10FNJ/TLX」である。税込み価格はそれぞれ,7万3290円,23万5200円。

 BM1000-10FNJ/TLXの特徴は,停電時などにネットワークを介して自動的にサーバーをシャットダウンできること。UPS装置に組み込まれたシャットダウン用ソフトが常時,サーバー側を監視し,災害や事故等で停電が発生した際に遠隔で停止しサーバー上のデータを保護する。

 同社はこれまで,TLASの1.0や2.0に対応したUPS製品を販売してきた。ターボがTLAS3.0を出荷したのを受け,今回3.0に対応した。新製品は,従来のTLAS1.0,TLAS2.0にも対応している。