LogCatcher for LanScope Cat
LogCatcher for LanScope Cat
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 三菱電機インフォメーションテクノロジー(MDIT)は,クライアントPCに対するユーザー操作ログを収集/分析するソフト「LogCatcher for LanScope Cat」を,2008年8月27日に出荷する。汎用ログ収集/管理ソフト「LogCatcher」のオプションとして動作する。前提として,別途,エムオーテックスが開発/販売するエージェント型クライアント管理ソフト「LanScope Cat」が必要になる。

 LogCatcher for LanScope Catは,エージェント型クライアント管理ソフトのLanScope Catが生成するユーザー操作ログを対象とした,ログ収集/管理ソフト。収集したログを,時系列データベースに圧縮/格納する。ログの長期保存/分析に重きを置いている。狙いは,情報漏洩対策やコンプライアンスなどの内部統制需要に応えることである。

 前提となるLanScope Catは,クライアント操作ログの収集/管理機能とインベントリ管理/ソフトウエア配布機能を中核とした,エージェント型のクライアント管理ソフト。特徴は,不正PCをネットワークから遮断したり,ログをリアルタイムに通知してタイム・ラグのない監視を可能にするなど,ネットワーク・セキュリティ製品としての色が濃い点である。

 LogCatcher for LanScope Catの製品構成と価格の詳細は,以下の通り。

 まず,LogCatcher for LanScope Catは,汎用のログ管理ソフト「LogCatcher」の機能を拡張するオプション・ソフトである。今回の「for LanScope Cat」以外にも,例えばシンクライアント操作ログを対象とする「for Meta Logger」など,各種のオプションを用意している。こうしたオプションは単体では動作せず,必ずLogCatcherが必要になる。

 価格構成(税込み)は,基幹部分のLogCatcherが初期導入費用31万5000円から,年額25万2000円から。オプションであるLogCatcher for LanScope Catは,初期費用は発生せず,年額使用料が14万7000円から。