ケーブルテレビ(CATV)統括運営会社のジュピターテレコム(JCOM)は2008年8月25日,グループ会社である持分法適用関連会社の福岡ケーブルネットワーク(本社:福岡市中央区,社長:北川文雄氏)の株式を同日に7400株(発行済み株式数の18.5%)取得して子会社にしたと発表した。今回の株式取得によって,JCOMの福岡ケーブルに対する出資比率は,45%から63.5%に増えた。

 またJCOMは2008年9月1日に,このたび子会社化した福岡ケーブルとJCOMの連結子会社であるケーブルビジョン21(本社:福岡市中央区,社長:石原哲也氏)を合併する予定だ。存続会社は福岡ケーブルになる。JCOMは今後福岡ケーブルを通じて,九州地域における多チャンネル放送とブロードバンド(高速大容量)通信,固定電話,移動通信の4事業を推進する。