2008年8月20日から22日まで東京ビッグサイトで開催中の「Security Solution 2008」で,富士電機情報サービスが内部監査支援ツール「助技(たすけわざ)」を参考出展している。このツールは,ISO 9001やISO 14001といった品質や環境などのマネジメントシステムの認証を取得する際に,内部監査を実施するために使う。内部監査に必要な書類の作成機能と,作成した書類を審査したり,承認したりするワークフロー機能を備える。

 富士電機情報サービスの高橋美紀子 情報SI事業部 ソリューション営業部 課長は,「このツールを使うことで,これまでのように,紙ベースで審査依頼や承認処理をするというわずらわしい手作業がなくなる。進捗もツールの画面から見て分かるので,監査担当者の作業効率も向上する」と語る。

 対象とするマネジメントシステムは,ISO 9001とISO 14001,ISO/IEC 27001,JIS Q 15001,ISO/IEC 20000-1。販売開始は9月1日。価格はサーバー・ソフトウエア代98万円と,導入作業代20万円の合計118万円。

■変更履歴
当初掲載していたサンプル画面の写真を削除しました。 [2008/08/28 20:50]