写真●ServerBarrierでアクセス・ログを検索している様子
写真●ServerBarrierでアクセス・ログを検索している様子
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 FFCは,2008年8月20日に出荷開始したばかりの新製品「ServerBarrier」と「MailBarrier」を東京ビッグサイトで開催中の「Security Solution 2008」で展示している。

 ServerBarrierは,LANに流れるパケットをキャプチャすることでファイル・サーバーやデータベース・サーバーへのアクセス・ログを取得,監視するソフト。管理者は同製品をインストールした監視サーバーにWebブラウザで接続し,ユーザーのアクセス履歴などを確認できる。ログはユーザー名やコンピュータ名,IPアドレス,操作内容などのキーワードを指定して検索することが可能(写真)。監視対象のサーバーはWindowsのファイル・サーバーとMicrosoft SQL Serverで,価格は監視サーバーが1台の場合で50万4000円から。

 一方のMailBarrierは,メールの添付ファイルを暗号化するソフト。メールの誤送信防止機能を備えており,メールの送信時に表示される確認画面で,添付ファイルを暗号化するかどうかをその都度指示する。復号鍵は添付ファイルと別のメールで相手に自動送信,またはユーザー自身が別の手段で相手にマニュアルで渡す。MailBarrierはクライアント・パソコン上で動作するメール・サーバーとして実装してあり,グループウエアのメール機能などを除いて汎用的なメール・ソフトで利用できる。価格は1クライアントの場合で4095円から。