ミクシィは、SNS「mixi」でシングルサインオン(SSO)技術OpenID対応の認証サービス「mixi OpenID」を開始した。mixiのユーザーは、全世界の1万種類以上あるOpenID対応サービスをmixi用IDで利用したり、mixiにおける友人/コミュニティメンバー属性を利用したアクセス権を設定したりできるようになった。

 OpenIDは、複数のWebサイトを1つのユーザーIDで利用するための認証技術(関連記事その1その2)。mixiは、外部のOpenID対応サイトでmixi用IDによるSSOを利用可能とした。また、「マイミクシィ認証」と「コミュニティ認証」という機能により、外部サイトのコンテンツをmixiの友人や仲間にだけ公開するといった設定も行える。

 同社は8月20日、技術情報Webサイト「mixiデベロッパーセンター」を開設した。同サイトで入手可能なmixi OpenIDの技術情報を参照すれば、個人/法人を問わずmixi OpenID対応Webサービスを作れるという。

 mixi OpenIDは、同社が外部パートナと共同でmixi向け新機能を開発する取り組み「mixi Platform」の第一弾サービス。mixi Platformを推進することで、mixiのユーザー数拡大を目指す。

■関連情報
・ミクシィのWebサイト http://mixi.co.jp/