アッカ・ネットワークス(以下,アッカ)とライブドアは2008年8月20日,両社の公衆無線LANサービスを連携させると発表した。ライブドアの公衆無線LANサービス「livedoor wireless」のユーザーは,アッカが横浜で展開する公衆無線LANの試験サービス「skeletown(スケルタウン)」のアクセス・ポイントが利用可能になる。livedoor wirelessのアカウントをそのままskeletownでも利用できる。

 skeletownはアッカが横浜地区限定で提供している試験サービスで,2008年10月末には終了の予定(関連記事)。そのため,livedoor wirelessとの連携も2008年8月20日から2008年10月31日までの期間限定となる。アッカは試験サービス終了後にskeletownの商用化を目指しており,「商用化にあたって他社サービスと連携した場合の課題を洗い出したり,より多くのユーザーからの意見を吸い上げたりするのが今回の連携の狙い」(アッカ広報)だという。現時点では,skeletown商用化の具体的なスケジュールは未定。

 なお,skeletownの展開地域は横浜市の関内駅周辺や中華街,元町などのベイエリア。アッカは現在,この地域に80のアクセス・ポイントを設置している。アクセス・ポイントの数は10月末までには100件程度に拡大する予定だという。

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