データ統合ソフト「Jitterbit」の操作画面例
データ統合ソフト「Jitterbit」の操作画面例
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 オープンソースの統合ソリューション事業を手がける米Jitterbitは米国時間2008年8月18日,データ統合ソフトの新版「Jitterbit 2.0 Enterprise」の出荷を開始した。レガシー・システムやエンタプライズ・アプリケーション,オンデマンド・サービスなど,社内外のさまざまなソースのデータを簡単に統合できるのが特徴だという。

 新版では,新しいワークフロー・プロセス設計ツール「Integration Process Builder」を備えた。これにより,データ統合の定義,テスト,参照,変更をグラフィカルに操作でき,ドラッグ・アンド・ドロップ操作で統合作業が行える。

 また,新たなパイプライン処理機能により,統合過程の各段階でカスタム・ロジックを組み込み,冗長な動作を削減して処理時間を短縮することが可能。そのほか,大容量データを小さいサイズに分割して並列処理する機能も追加した。

 Jitterbit 2.0 Enterpriseは,サポート付きの安定した統合プラットフォームを望む企業や政府機関向けのバージョンである。米メディアの報道(InfoWorld)によると,Jitterbitの一般的なサポート料は1年契約で2万ドルという。

 サポートや保証が付かない「Jitterbit Community Edition」は,同社のダウンロード・サイトから入手できる。

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