米Yahoo!は米国時間2008年8月7日,複数のメール・サービスを一括利用できるソフト「Yahoo! Zimbra Desktop」に,LinuxディストリビューションのUbuntuから直接アクセスできるようになったと発表した。Zimbra DesktopはYahoo!が昨年買収した米Zimbra(関連記事)の製品で,今年7月にベータ3版を公開している(既報)。

 特徴は,オフラインでもYahoo! Mail,Gmail,AOL Mailなどのメールを操作できること。また,ワープロや表計算,スケジューラなどの基本機能を備えている。以前からUbuntuに対応しているが,今回正式にUbuntuの商用アプリケーション・リポジトリ「Ubuntu Partner Repository」に加わった。このリポジトリを通じて,Ubuntuユーザーは簡単にZimbra Desktopを利用できるようになった。

 現在は専用サイトからベータ3版を無償でダウンロードできる。

[発表資料へ]