KDDIと沖縄セルラー電話は、未成年のインターネット接続サービス「EZweb」新規契約者に自動適用するフィルタリングサービス「EZ安心アクセスサービス」の種類を変更し、10月1日よりブラックリスト方式の「EZ安心アクセスサービス特定カテゴリ制限コース」を設定する。

 現在は、契約者が未成年の場合と、契約者が20歳以上で利用者が18歳未満の場合、親権者がフィルタリングサービスを不要と判断しない限りホワイトリスト方式の「EZ安心アクセスサービス接続先限定コース」を適用している。そのため、対象の端末からは一定基準を満たす公式コンテンツしかアクセスできない状態となる。10月1日以降は、未成年者などの閲覧が不適切と考えられるWebサイトのみを遮断するブラックリスト方式のフィルタリングサービスを自動的に設定し、利用可能なWebサイトの幅を広げる(関連記事)。

 利用者が小学生以下の場合は、10月1日を過ぎてもホワイトリスト方式である接続先限定コースの自動適用を続ける。

 自動適用するフィルタリングサービスの種類変更は、同社が4月25日に総務大臣から受けた要請にもとづいて決めた(関連記事)。NTTドコモも既に同様の対応をとっている(関連記事)。

■関連情報
・KDDIのWebサイト http://www.kddi.com/
・沖縄セルラーのWebサイト http://www.au.kddi.com/chiiki/okinawa/okinawa_cellular/