三井物産のベンチャー投資部門である三井ベンチャーズ(MVC)は2008年7月31日,iPhoneなど次世代モバイルプラットフォーム向けの新サービスおよびソフトウェア開発プランのコンテスト「i*deal Competition(アイディールコンペティション)」を開催する。優れたプランは表彰するとともに,投資を含めた支援を検討するとしている。

 参加資格は個人もしくは個人のグループだが,小規模事業者の参加も基本的には受け付ける方針。対象は従来の携帯電話やパソコンになかったサービスおよびソフトの開発プラン。プラットフォームについての制限は設けておらず,iPhone以外も対象となる。

 2008年8月15日から応募プランの受付を開始する。2008年10月31日に結果を発表する一次選考で5件程度にまで絞込み,これら一次選考を通過した応募者に対して実務的なアドバイスを約1カ月の期間を設けて行う。その上で最終選考を行い,2009年1月に最優秀プラン1点、優秀プラン2点を発表する。

 入賞したプランに対しては,出資を含む創業支援,日米のスタートアップ企業経営者や技術陣とのネットワーキング,チャネル構築支援といった支援を検討するとしている。