米Googleは米国時間2008年7月30日,Web検索結果をユーザーに合わせて調整する際に参照している情報の公開を開始した。今後数日かけて,検索結果ページに情報表示用のリンクを設けていく。

 検索結果ページの右上に現れる「More details」というリンクをクリックすると,同社が結果表示の調整に使っているユーザーの所在地/最近の検索操作/Web閲覧履歴という情報を確認できる。

 所在地は,検索に使っているパソコンのIPアドレスから割り出した都市レベルの情報が初期値。「Google Account」でログインして設定し直せば,任意の場所に変えられる。

 最近の検索操作に関する情報は,ユーザーがWebブラウザを終了すればすぐに削除し,次回以降の検索結果には影響を及ぼさない。Web閲覧履歴の情報は,自由に編集/削除できるほか,一時的に履歴の記録を停止することもできる。

[Google公式ブログの投稿記事]