アフィリエイトサービス事業のインタースペースとインタセクト・コミュニケーションズは、悪質な情報商材などのアフィリエイト登録阻止に向けた活動を開始した。アダルトや違法ギャンブル、マルチ商法といった情報商材サイトの登録を受け付けず、安心して利用できるアフィリエイトサービスの提供を目指す。

 インタースペースは、同社のアフィリエイトサービス「アクセストレード」に対する登録申請情報をインタセクトのWeb監視/調査サービス「WebAegis(ウェブイージス)」に提供し、目視で内容を確認して登録の可否を決める。

 アダルト画像/動画や出会い系サイトなど閲覧年齢に制限のあるサイト、違法行為を助長する「闇サイト」や悪質な情報商材を扱っているサイトは、登録申請を断る。作成途中のサイト、スパム目的のブログ(スプログ)、政治や宗教といった思想色のあるサイト、マルチ商法/ネットワークビジネス/違法ギャンブルに関するサイトなど、広告掲載に適さないサイトも登録対象から除く。

 インタースペースは、アフィリエイトサービスプロバイダの業界団体、日本アフィリエイト・サービス協会(JASK)に参加し、不正行為で強制退会処分としたアフィリエイタの情報を共有する取り組みにも協力している(関連記事)。

■関連情報
・インタースペースのWebサイト http://www.interspace.ne.jp/
・インタセクト・コミュニケーションズのWebサイト http://www.intasect.com/