GMOペイメントゲートウェイは7月22日、ECサイトを運営する事業者などに向けて、クレジットカードやコンビニエンスストア決済、電子マネー、インターネットバンキングなど各種決済手段を一括して提供するサービスを発表した。8月より事前受付を開始し、9月1日をめどにサービスの提供を始める。

 クレジットカード、コンビニエンスストア収納代行、電子マネー、インターネットバンキング、モバイルバンキング、ATM(現金自動預払機)といったさまざまな決済手段を、単一の決済ゲートウェイシステムと管理画面で提供するSaaS型のサービス。

 消費者に多様な決済手段を提供でき、事業者にはサービスの利便性を高められるというメリットがある。また、複数の決済手段を一度に導入できるほか、必要な決済手段のみを選んで導入することもできる。決済処理/管理作業はすべて単一のWeb画面から行うことが可能。これらの機能を利用することで、業務の効率化が図れるという。

 対応する電子マネーは「Edy」「モバイルSuica」。利用可能な決済手段は今後順次増やしていく予定。同社は接続などに関してこれら電子マネーの発行会社、ビットワレット、JR東日本のほか、コンビニ収納代行サービス/電子決済システムの開発を手がけるウェルネットの協力を得ている。

 「PGマルチペイメントサービス」のサービス名で、オンラインショッピングを新たに始める事業者のほか、既にサービスを運営している事業者に対しても、既存決済システムのアップグレードとして売り込んでいく。

■関連情報
・GMOペイメントゲートウェイのWebサイト http://www.gmo-pg.com/