「ケータイ危機管理ナビ」のサイトイメージ
「ケータイ危機管理ナビ」のサイトイメージ
[画像のクリックで拡大表示]

 携帯電話向けの総合ポータルサイト「モバゲータウン」を運営するDeNAは、インターネット利用が増える夏休みに向けて、健全なネット利用のための啓発コンテンツを強化した。集英社発行の女性向け月刊誌「セブンティーン」と連動したインターネット啓蒙コンテンツ「ケータイ危機管理ナビ」(http://mbga.jp/risk/index.html)の提供を始めている。

 2008年5月から「セブンティーン」誌面に掲載している同名の連載を、モバゲータウンのユーザ向けに再編集。ワンクリック詐欺誘導メールや迷惑メールの対策など、インターネット利用に際しての注意点や対策をさまざまな視点から解説する。6月にモバゲータウン内に開設した、ネットの利用上のマナーや危険性について啓発するコーナー「マナー&セーフティ」のコンテンツとして、全4回の不定期連載で提供する。ユーザーは、会員登録の有無にかかわらず無料で閲覧できる。

 同時にDeNAは、4月に開設した悩み相談電話窓口「モバゲー110番」に、メール相談の窓口を追加した。日常的にメールで悩み相談を行っている青少年が多いことや、メール相談を希望するユーザーの声が寄せられていたことから実施することにした。

 「モバゲー110番」はネット上のいじめなどの悩み相談に応じる専用窓口として4月に開設した。モバゲータウンには10歳代の会員が約400万人おり、これらの利用者から友人同士のトラブルやいじめについての相談を寄せている。また、DeNAは、サイト内を巡回し、誹謗(ひぼう)中傷と判断した書き込みを削除したり、トラブルを起こした利用者にペナルティを課すといった取り組みも行っている。同社は今後もこうした取り組み継続的に行って、ネット利用の健全性維持に努めるとしている。

■関連情報
・DeNAのWebサイト http://www.dena.ne.jp/