東京証券取引所は7月22日、派生売買システムのトラブルで午前9時21分から11時までの派生商品の立会取引を計画停止した。原因は調査中。週末にアプリケーションの一部を変更した影響ではないかとみている。午前11時20分時点で、午後12時30分から始まる後場の取引再開時刻は未定。

 板情報が配信できない状態が発生したことから、業務規程などに従って立会取引を一時停止している。

 派生売買システムは富士通の大型IAサーバー「PRIMEQUEST」で動作する。OSはLinux。アプリケーションは富士通が開発し、この1月に稼働した。