日立製作所は7月18日、W3C(World Wide Web Consortium)が2008年5月14日付で公開したリッチインターネットアプリケーション(RIA)に関するアクセシビリティ・ガイドライン草案の日本語訳を同社のWebサイトで公開した。翻訳した草案は、Accessible Rich Internet Applications Version (WAI-ARIA)1.0 Editor's Draftで、Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)やDHTML(Dynamic HTML)などを用いた動的なWebコンテンツのアクセシビリティを確保するための仕様群。

 日立では、正式な公開ワーキングドラフトがW3Cのサイトで公開され次第、日本語訳に着手する予定。また、音声読み上げや文字拡大ソフトに対応したWebページ閲覧ソフト「ZoomSight」など自社製品への「WAI-ARIA」への対応を進めていく。

[発表資料]