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 米Googleは,ユーザーの好みに合わせて検索結果を編集し,その後の検索に編集内容を反映させる新機能の実験を開始した。同社検索サービスの利用者からランダムに実験の対象者を選び,この編集機能を試験的に数週間提供する。

 Googleのアカウントでログインしたユーザーが検索を行うと,各検索結果の右側に「Like it?」(お気に入り)と「Don't like it?」(不要)という2つのボタンが現れる。「Like it?」ボタンをクリックすると,該当項目が検索結果の最上位に移動し,オレンジ色のマークが付く。「Don't like it?」ボタンをクリックすると,検索結果から削除できる。

 コメントを追加するための「Comment」(コメント)ボタンも用意する。検索結果に表示されなかったWebページは,結果表示ページの最後にあるリンク「Know of a better page for *query term*? Suggest one!」(もっと※検索キーワード※に適したページを知っています。教えましょう)をクリックすると追加できる。

 こうした編集内容は,ユーザーが同じアカウントでログインし,同じキーワードで検索すると,検索結果に反映される。検索結果を編集前の状態に戻す機能も提供する。編集内容は,同社のプライバシ・ポリシーに従い,ユーザーのニックネームとともにほかの実験対象者と共有される。

 実験に参加したくない場合は,検索結果ページ右上の「Exit edit mode」(編集モード終了)リンクをクリックすればよい。

[編集機能の紹介ページ]
[編集機能のFAQ]