写真●ソフトバンク武蔵境の店頭にはiPhone売り切れの告知が
写真●ソフトバンク武蔵境の店頭にはiPhone売り切れの告知が
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 ソフトバンクが2008年7月11日に発売したiPhoneは、ソフトバンクショップなど各店で売り切れが続出している。

 ヨドバシAkibaのカウントダウンイベント(関連記事)の終了後、記者もiPhoneを入手すべく東奔西走したが失敗した。人の多そうな都心部を避けて都下に出てみたところ、東京・武蔵境駅前のソフトバンク武蔵境、東京・三鷹駅前のソフトバンク三鷹といった駅前の店では完売(写真)。ならばと両駅から2kmほど離れたソフトバンク三鷹東八道路にも行ってみたが、そこでも本日分は完売だった。

 各地で売り切れが続出している。先行販売を行ったソフトバンク表参道は約1500人の行列で本日分の受付を完了済み。カウントダウンイベントを行ったヨドバシAkibaも本日分の整理券の配布は終了していた。

 地方も同様だ。福岡市の中心部にあるヨドバシカメラ マルチメディア博多や、そこから若干離れたソフトバンク西新でも本日入荷分は完売という。

 家電量販店など大規模店舗は明日12日も販売するが行列は必至。小規模なソフトバンクショップは「次回入荷は未定」とする店舗が多かった。

 「詳しいことはまだ分からないが、もしかすると次回入荷は8月以降になるかもしれない」(ソフトバンク西新)、「約100件の予約を受けており、その分を満たせす数カ月先までは新規販売できない」(ソフトバンク武蔵境)とする声もあった。iPhoneの品薄はしばらく続きそうだ。