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 米Googleは米国時間2008年7月8日,同社のテスト・サイト「Google Labs」で,3Dソーシャル・サービス「Lively」を公開した。現時点ではWindows Vista/XP,Internet Explorer,Firefoxのみの対応となる。

 Livelyは,米Linden Labの仮想世界サービス「Second Life」と雰囲気は似ているが,インターネットの利用環境に組み込めるのが特徴。「room(ルーム)」と呼ばれる自分専用エリアを作成し,ブログやWebサイトなどに表示させることができる。

 クライアント・ソフトをインストールした後は,Internet ExplorerもしくはFirefoxを使って,Livelyを利用する。ほかのroomを訪れて,分身となるアバターを介してチャットをしたり,身振りを交えたやり取りを行える。roomのURLや埋め込みコードをWebページに張り付けて,ブログなどに表示することも可能。

 roomは,用意されているカタログから家具や雑貨を選んで,飾り付けを行える。ビデオや写真など,別サイトでホスティングされているコンテンツを取り込めるため,部屋の中にあるテレビで「YouTube」のビデオ画像を流したり,額縁の中に写真を表示させることができる。

 米メディア(CNET News.com)によると,現時点でLively専用の通貨はなく,外部向けのAPIは用意されていない。このためアバターの髪型や洋服,家具などは,同社が提供するカタログのものに限定されている。

[公式ブログ]