インターネット広告事業のセプテーニは7月7日、札幌市に新たな営業拠点と、宮崎市に検索エンジンマーケティング(SEM)業務の新拠点を開設した。国内ネット広告市場の急成長に伴い、業務と作業工数の拡大に対応し、社内業務を安定稼動させるという。

 札幌営業所は、大阪支社、福岡支社、名古屋支社に続く4番目の営業拠点。北海道地区でネット広告に対する潜在需要が高まっていることから、新たに同地区の営業を担当する拠点を開いた。宮崎市のSEM拠点には、SEM関連業務の一部を移管する。社内業務の効率化と生産性向上、サービスの高品質化を図り、オンライン広告事業の拡大につなげたい考え。

 2007年度の国内インターネット広告市場は売上高6003億円だった。市場が急拡大しており、インターネット広告をマーケティング活動の主軸として導入する企業も増加傾向にあるという。特にリスティング広告(検索連動型広告)などを扱うSEM市場は1282億円(前年比37.8%増)と大きく成長しており、今後の需要増大を期待する。

■関連情報
・セプテーニのWebサイト http://www.septeni.co.jp/