三菱東京UFJ銀行は7月7日、旧UFJ銀行の店舗のシステムを旧東京三菱銀行ベースのシステムにつなぎ変える4日夜からの移行作業の1回目を完了した。7日朝7時に稼働したオンラインシステムは、午前10時時点で「順調に稼働している」(広報)。

 三菱東京UFJ銀の勘定系システムは現在、旧東京三菱銀ベースと旧UFJ銀の2系統に分かれている。これを年末までに、旧東京三菱銀ベースに一本化する計画だ。旧UFJ銀の勘定系システムにつながる旧UFJ銀の店舗420カ所の営業店システムおよびATM、口座データを店舗単位で5回に分けて移行する。

 今回は1回目の移行作業で、対象店舗は東京・港区の麻布、浜松町、三田など9店舗だった。次回2回目の移行作業は8月8~11日を予定している。

 7月からの移行作業に先駆け、旧UFJ銀の勘定系システムが搭載する機能を旧東京三菱銀の勘定系システムに追加する作業は5月に完了している。