写真1 skeletownの利用イメージ
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写真2 iPod touch向けの専用ポータルも提供(画面はイメージ)
写真2 iPod touch向けの専用ポータルも提供(画面はイメージ)
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 アッカ・ネットワークスは2008年7月3日,IEEE802.11b/gを利用した公衆無線LANの試験サービス「skeletown」(スケルタウン)を7日から開始すると発表した。10月31日までの期間限定で,登録ユーザーなら無料で利用できる。提供エリアは横浜市の関内駅周辺や中華街,元町などのベイエリア。サービス開始までに46のアクセス・ポイント(AP)を設置する予定である。「面展開を計画しており,APの数はなるべく早い時期に2倍程度まで増やしたい」(同社)としている。

 skeletownでは,ログイン後のポータル・サイトで神奈川新聞のニュースや天気情報,ヨコハマ経済新聞のイベント情報などを提供する(写真1)。米アップルのiPod touch向け専用ポータルも用意した(写真2)。iPod touchの画面サイズやタッチパネル操作を考慮して画面を設計してあり,リクルートが3日に開始した「Hot Pepper for iPod touch」と連携して最寄りの飲食店情報も提供する。

 アッカ・ネットワークスは今後,ポータル・サイトのコンテンツを拡充していく予定。skeletownには,ユーザーがアクセスしたAPの位置情報をコンテンツ・プロバイダに提供することで,位置情報と連動した情報を提供できる仕組みがある。横浜市経済観光局と協力し,商店街や観光イベントなど地域に密着した情報の発信を企画していく予定である。並行してビジネス面の検証を実施し,商用化を検討する。

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