ソフトバンクモバイルは2008年7月3日,第2世代携帯電話(2G)サービスを2010年3月31日までに終了すると発表した。新規契約の申し込みは2008年3月31日に終了済み。今後は「第3世代携帯電話(3G)に経営資源を集中することで,お客様のさらなる満足度の向上を図る」(同社)としている。

 同社の携帯電話の契約者数は2008年5月末時点で1895万2800件。このうち,2Gの契約者数は全体の21.9%に当たる414万6500件。残り2年弱でこれらのユーザーを3Gへ移行していくことになる。ただし,現時点では「2Gへの移行キャンペーンなどは未定」(同社)である。

 なお,2Gの携帯電話サービスはツーカーが2008年3月31日にサービスを終了している(関連記事)。NTTドコモのmovaは,2008年3月に「新規申し込みの受け付けを終了する」という一部報道があったものの,NTTドコモは「決定している事実はない」と否定している(関連記事)。ただ,800MHz帯の再編により2012年7月までに利用できなくなることは決まっている。

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