米Mozillaは米国時間2008年7月2日,最新版オープンソースWebブラウザ「Firefox 3」がソフトウエア公開後24時間のダウンロード件数で世界記録を樹立し,「ギネスブック」に掲載されると発表した。6月17日の公開から24時間のダウンロード件数は800万2530件だった(関連記事:「Firefox 3は1日800万件以上のダウンロードで世界記録達成」,SpreadFirefox)。

 Mozillaは,最新版リリースの話題作りとして公開日の6月17日を「Download Day」と定め,公開後24時間のダウンロード件数で世界記録樹立を目指していた(関連記事:Mozilla,「Firefox 3」でソフト公開初日ダウンロード件数の世界記録樹立を目指す)。Webサイトでリリース24時間以内のダウンロードを約束するユーザーを募り,170万人以上が賛同したという。

 Mozillaのダウンロード・カウンタによると,現時点(日本時間7月3日午前9時ごろ)のダウンロード件数は2870万件を超えている。そのうち日本からのダウンロードは約134万件。

 米メディア(CNET News.com)は,2008年6月におけるWebブラウザのシェアは「IE 7」が46.45%で最も多く,以下「Internet Explorer 6」(26.38%),「Firefox 2」(16.13%),「Safari 3.1」(4.28%),Firefox 3(2.31%)が続いたと報じている。Firefox 3のリリースは6月中旬だったため,7月のシェアは大きく伸びる可能性があるという。

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