図1 全面リニューアルし,ユーザーごとにデザインをカスタマイズできるようになった「GyaO」のトップページ
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図2 広告新メニュー 五つのポイント
図2 広告新メニュー 五つのポイント
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 USEN(本社:東京都港区,社長:宇野康秀氏)は2008年7月1日,同社が運営する動画配信サービス「GyaO」を全面リニューアルしたと発表した(発表資料)。トップページのデザインをユーザーごとにカスタマイズできるほか,全画面表示を含む3種類の画面サイズから好きなサイズで動画を視聴できるようになった(図1)。

 トップページにマイクロソフトが開発したプラグインソフト「Silverlight」を採用することで,ユーザーごとにドラッグアンドドロップでレイアウトを変更できるようになった。また,Silverlightを使って配信するコンテンツはMac OSでも視聴可能で,今後追加するコンテンツは主にSilverlightを使って配信するという。

 コンテンツに関してはこれまでの総合的な編成を見直し,アニメ,バラエティなどの13のジャンル別編成に変更した。その結果,利用者は自分の好みに合う番組を見つけやすくなり,広告主はよりターゲットを絞った広告出稿が可能になるという。またこれまでの動画だけのコンテンツに加え,テキストと動画を組み合わせたオリジナルのニュース記事やコンテンツの制作,ライブチャットなどの新たな試みも行なう。

 広告メニューについても見直しを行った(図2)。動画CMではGyaOの特徴である「属性別配信」を強化・充実し,地域別や性別といった属性に加えて,これまでよりも細かい5歳きざみの年齢別に広告配信を可能にした。また,バナー広告メニューをより大きくし,広告効果を高めた。また,CMの配信回数を保証する「リーチ保証」や,番組の始めに必ずCMを配信する「初回CMポジション固定」など,新しい概念の広告メニューも開始する。