米国のセキュリティ組織,サンズ・インスティチュート(SANS Institute)とNRIセキュアテクノロジーズは2008年7月1日,セキュア・プログラミングのスキルを測る「GIAC Secure Software Programmer試験」(GSSP試験)を日本で開始すると発表した。第1回目の試験は2008年12月13日に実施する予定。

 GSSP試験はSANSが開発したもの。2007年8月に米国のワシントンD.C.で開始し,これまで米国各地,英国,ベルギーで実施している。日本での試験は,日本語で実施する。

 試験内容はソースコードの中からセキュアでない部分を探すといったもの。「試験は100問で構成され,試験時間は途中退出ありの6時間」(NRIセキュアテクノロジーズ SANSジャパン担当の関取嘉浩氏)だという。試験はプログラミング言語別になっており,現時点ではJava/Java Enterprise Edition,C言語がある。「今後は,C#やVisual Basicなど.NET関連の試験も用意する予定」(SANS代表のアラン・パーラー氏)。受験料は,5万7000円となる。