早稲田大学がSecond Life内に開設した仮想キャンパス「Waseda University」
早稲田大学がSecond Life内に開設した仮想キャンパス「Waseda University」
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 早稲田大学(早大)は7月1日、インターネット3次元(3D)CG仮想世界サービス「Second Life」内に仮想キャンパス「Waseda University」を開設した。仮想世界における研究の場として、学内外の研究者に活用してもらう。

 早大は既に仮想キャンパスを開設済みの米Princeton University(プリンストン大学)と共同で「3D仮想世界を利用した異文化交流を行う研究プロジェクト」を実施する。両大学の学生がSecond Life内のボイスチャット機能で交流するなどして、将来の遠隔教育や3D仮想世界によってもたらされる教育効果を研究していく。

 早大の仮想キャンパス開設は、2007年12月より活動している早稲田大学バーチャルワールド研究部会の取り組みの一環。同研究部会は、仮想世界で教育を実施する際の課題/リスク、学内ルール/利用方法などを検討している。

 仮想キャンパスの制作は、Second Life参入支援サービスなどを手がけるモバイルファクトリーが担当した。

■関連情報
・早稲田大学のWebサイト http://www.waseda.jp/
・Princeton UniversityのWebサイト http://www.princeton.edu/
・モバイルファクトリーのWebサイト http://www.mobilefactory.jp/